夢をかなえるゾウのあらすじと読書感想文

 2020/01/19

図書室で会話する2人

ごまお
ごまお

ごま校長、今日はどんな本を紹介してくれるのですか?

ごま校長
ごま校長

夢をかなえるゾウという本じゃ。夢をかなえるゾウは2008年頃にドラマ化されているほど人気の作品なんじゃぞ。

ごまお
ごまお

どんな内容の本なのですか?

ごま校長
ごま校長

ごく普通のサラリーマンの主人公の青年がいて、主人公のもとにガネーシャという神様が現れるのじゃ。ガネーシャが課題を出して青年を成長させていくのじゃが、そのガネーシャの癖が強くて面白い作品なんじゃ。

ごまお
ごまお

面白そうですね。一度読んでみます。

この記事はこんな人におすすめ
  1. 夢をかなえるゾウのあらすじを知りたい。
  2. 夢をかなえるゾウを読んだ感想を知りたい。
  3. 中学生、高校生向けの読書感想文の参考にしたい。

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読書感想文
ガネーシャ式
ガネーシャの教え
ガネーシャ
水野敬也
人生を変える

1. 夢をかなえるゾウのあらすじ

夢をかなえるゾウは、ごく普通のサラリーマンの青年が、一人の神様と出会うところから始まります。神様の名前は「ガネーシャ」。ゾウのように長い鼻を持ち、鼻の付け根の2本の牙、4本の腕がある摩訶不思議な生物。

話を聞けばガネーシャは歴史上のキーパーソンを育てたと言います。それはそれは信じがたいお話です。そして、ガネーシャは「ガネーシャ式」と言われる方式の「人生を変える術」を青年へ教えると持ち掛けます。

今までの平凡な人生を変えるため、青年はガネーシャと誓約して1つ1つ教えに取り組むことになるのでした。

※ この本はGoogle Playの無料サンプルで51ページまで試し読みすることができます。

(2020年1月19日調べ)

< Google Play無料書籍サンプル >

2. 夢をかなえるゾウのレビュー

  1. 本のおすすめ度
  2. ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  3. 本の読みやすさ
  4. ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  5. 読書感想文の書きやすさ
  6. ️⭐️⭐️⭐️
夢をかなえるゾウは、大人向けの作品と言えるでしょう。しかし、話言葉が多く文章の密度は少ないため、非常に読みやすい作品です。

物語中には、ガネーシャの課題が全部で29個あります。課題は、実在する歴史上の人物や実業家と絡めて説明されているので分かりやすいです。

読書感想文については、ガネーシャの課題の中から最も共感できる部分をいくつか抜き出して書くと良いでしょう。

3. 他の書籍の紹介

現在、関連書籍はありません。

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4. 読書感想文の例(400字詰め原稿用紙 5枚)

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「夢をかなえるゾウ」を読んで

〇〇 〇〇
私が、この本を読んだきっかけは自分の将来について、どうしたらより良い人生が歩めるのかを考えてみたかったからだ。読者が参加して課題に取り組むことができるこの本は、読むだけではなく身を持って成果を体感できる。そのため、将来のために役に立つと思ったからである。

「夢をかなえるゾウ」の物語は、「変わりたい」と願う青年が、ガネーシャという神様と突然出会う所から始まる。ガネーシャとは「頭は象で、体は手が四本もある人間」という不思議な容姿をした神様である。

そして、物語中のガネーシャはなぜか関西弁を話す。そんな不思議な神様のガネーシャから青年へ次々と出される課題をこなすうちに、「変わりたい」という思いを現実にし、成長していく物語である。物語中のガネーシャの課題は全部で二十七個あるが、その中で最も自分のためになった四つの課題を感想文にしたい。

「靴を磨く」

一つ目は、「靴を磨く」こと。それはガネーシャの最初の課題だ。靴を自分の売りとなる道具と見立て、普段から身に着ける物を大切にすることで、自分を変えることができると書いてある。私は驚いた。私の生活に照らし合わせてみると確かに靴を磨く習慣はなく、汚れている靴やクタクタになっている靴がある。

その靴を実際に磨いてみると思いもしない感情が沸き上がってきたのだ。部屋の掃除をした後のような心地よさがあるのだ。感じたことはそれだけではなかった。磨いた靴で街へ出てみると自分に自信がついたかのような感覚があるのだ。自信が付けば行動が変わる。明らかに活動的となった。行動は人生を変える。それを実感した瞬間だった。

「明日の準備をする」

二つ目に興味を惹かれたガネーシャの課題は、「明日の準備をする」ことだ。私は、明日の準備をすることが苦手だ。明日になってから準備をしたとしても、何も変わらないと思っていたからだ。

この本を読んで当日に行っていた準備を前日に変えてみる。すると気付いたことがあった。外出前の心持ちが違ったのだ。心と時間にとても余裕がある。そして、余裕ができた隙間に何かが入る。そうすることで人生は少しずつ変わる。そんな体験だった。

「一日何かをやめてみる」

三つ目に興味を惹かれたガネーシャの課題は、「一日何かをやめてみる」だ。この章を読んで真っ先にやめてみたことは、スマートフォンを触らない日を作ってみたことだ。私は、一日の数時間をスマートフォンに費やすことが多い。

そのため、スマートフォンを触らない日は、一日を振り返る時間や明日の準備をする時間がたっぷりと取れるようになったと感じた。

「身近にいる一番大事な人を喜ばせる」

四つ目に興味を惹かれたガネーシャの課題は、「身近にいる一番大事な人を喜ばせる」ことだ。この章では、こんな言葉が書いてある。「人間は不思議な生き物で、自分にとってどうでもいい人には気遣うのに、自分にとって一番大事な人を一番ぞんざいに扱う。」

自分に当てはめると確かにそうだ。例えば、両親は友達よりも気遣っていないと感じる。一番大切なのは分かっているはずなのに不思議だ。この章を読んで、本当に大切な人は誰かを見極めて親孝行をする大切さを学んだ。

大切な人を失わない事が一番であるが、失った時に、その人の大切さに気付くのは、一番大切な人をぞんざいに扱う人間の習性だからだろう。私は、人間の習性に囚われず、後悔しない生き方を選択するようにしたい。

「全体を通して」

私は、この本を読むだけではなく、身を持って実践することを心がけることで本の筆者がどのようなことを伝えたかったのかを理解することができた。 特に印象に残ったのは、「意識を変えるのではなく、具体的な何かを変える」という部分だ。

例えば、本を一カ月で数冊読もうとするのではなく、本を読み続けられる環境を整える。決意だけでは弱く、一ヵ月後には目標自体が忘れ去られてしまうことだろう。

この本を読み、将来に向かってやるべきことを学ぶことができたと思う。

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5. 最後に

「人生を変えたい」。それは、誰しも一度は考えたことがある言葉ですよね。 頭では分かっていても一歩踏み出せない。そんな時に読んで欲しい本です。 人生を変えるには、小さな一歩から。そんなメッセージをこの本からは受け取りました。

ぜひ、「夢をかなえるゾウ」を読んでみてはいかがでしょうか。